広島県立広島中央特別支援学校でオンラインにて講演させていただきました。
PTA主催の勉強会で、1時間半お話させていただきました。
参加してくださったのは、用地部から高等部までの保護者と先生方。
今回講演会のご依頼をいただいたのは、私が活動を始めるきっかけになった友人です。全盲の息子さんを育てている彼女と知り合ったのは10年近く前でした。
そこからずっとご縁が続いていて、そのお子さんが通う盲学校でお話できたこと嬉しく思っています。
講演内容は、私が盲学校で過ごした頃のことから始まり、大学進学・就職・結婚と子育ての話へと進みました。
そして、視覚障害のあるお子さんを育てているお母さんたちの力になりたいと思ったきっかけ、そこから広がった活動についてお話しました。
たくさん質問もしていただき、あっという間の時間でした。
せっかくこうして繋がったご縁を今後も大切にしていきたいと思います。
以下、いただいた感想を掲載しています。
先日はお忙しい中、講演をして下さりありがとうございました。1時間半のお話し、あっという間でした。どのお話もとても参考になりました。
私の娘は小学五年生です。どんな未来が待っているのか?乗り越えていく山はいくつあるのか?不安でした。(親だけかもしれませんが‥)
でも、西田さんのお話しを伺い、勉強も大切ですが、まずは何より人間性が大切だな、と思いました。明るく前向きに話される西田さんの人柄、とても素敵でした。
これから思春期を迎え娘はどんな大人に成長して行くか?不安がるばかりではなく、楽しみつつ見守って行きたいと思います。
西田さんのお話し、楽しく聞かせて頂きました。
晴眼者の当たり前の中にある視覚障害者の困難。
つい、母も娘が視覚障害者であることを忘れてしまうくらい普通に生活をしてしまうことがあり、ハッとしました。
出来ることもあるけど、出来ないこともある。困った時は助けを求めればいい。
葛藤と向き合いながらも、明るく前向きに育てていきたいと思います。(幼稚部)
私も視覚障害の子どもを産んだ時、すぐに同じ病気の子はどうしているのかなとか色々調べました。でも、そんなにネット上には情報がなくて、とても悩んだのを思い出しました。でも、今日のように、情報を発信してくださる西田さんのような方がおられて、とても安心しました。自分の子供も、こんな風に生活していくのかなとか考えられて、やっぱり同じような人達とつながれるのは良いなと思いました。早速、Mothers' cafeやYouTube等、見てみたいと思いました。(幼稚部)
身近に大人の視覚障害者の方がおらず、じっくりお話を聞ける機会が無かったのでとても参考になりました。
今まで本人のやりたい事があってもチャレンジさせる前に親の私達が"これはできない"とあきらめていた事があったので、これからはできなくても良い、本人がやりたい事をとりあえずやらせてみようと思えました。(小学部)
息子と同じ全盲の先輩として、また息子と同い年のお子様がいらっしゃるお母さんでもある西田さんに親近感を持ちました。機会があれば息子にも西田さんのお話を聞かせてやりたいと思いました。私も最初は身近に視覚障害の方がいなかったため、知らない、分からないことが子供の将来の不安につながっていたので、西田さんがSNSや YouTubeで発信してくださり、母達にとってはとても強くはげまされると思います。本日はありがとうございました。(小学部)
全盲でもやりたい事をしたり、出来ない事はまわりの人達に協力をしてもらったり、仕事も子育ても出来るんだなと言うのが西田さんの話を聞いてうれしかったです。(小学部)
やりたいことはまずやってみて、できなければその時どうやっていけばいいか考えればいいという言葉をきき、何でもちょうせんしていこうと前向きになりました。まわりの人の手をかりながら、無理せずやっていこうと思いました。(中学部)
色々なお話が聞けて楽しかったです。ありがとうございました。特に子が高校生なこともあり、大学,社会人としての生活、また現在の日常生活は大変参考になりました。 スーパーのセルフレジはやっぱり難しいですよね。(高等部)
日常生活について知ることが出来て良かったです。我が子が幼い頃だったら不安に思っていることでも抱きしめて「大丈夫よ」と安心させることができたけど、大人になるにつれて現実に向き合い、自分で解決していかなくてはならない‥。親にも相談しにくい‥。難しい年頃になってきました。親子で梓さんのYouTubeを登録しています。こんな時はどうしたら?どんな工夫をしてる?など参考にさせてもらってます。勇気ももらってます??将来に向けて今できることをしっかりと学んで身につけて自信をつけてほしいと思います。自分から動く力も必要なんだと改めて感じました。ありがとうございました。(高等部)