10月1日。
東京福祉専門学校、介護福祉士科三年生に授業をさせていただきました。
全盲の私がどうやって生活や子育てをしているかを、具体的なエピソードを交えてお話しさせていただきました。
みなさん、事前にドキュメンタリー作品を見てくださっていたこともあり、和やかな雰囲気で授業が進みました。
今回初の試みとして、言葉を使った新しいワークに取り組みました。
二人一組になります。
アイマスクを付けた視覚障害者役の人と、見える人のペアになります。
二人で食事に来たということで、見える人が見えない人に目の前にある写真を見てどういうものが目の前にあるのかを説明するというものです。
意識してほしいことは
「一緒にいる人が美味しく食べられるように説明してください」
ということです。
介護の現場で、食事介助をする学生が多いかもしれないと思い、考えました。
みなさん一生懸命説明してくれていました。
視覚障害者役の人には、説明が終わったあと、説明と実際の写真を見てどう思ったかを聞きました。
みなさん、食事から受けるイメージを一生懸命言葉で伝えてくれていました。
「食べる」ことも言葉に寄るコミュニケーションで楽しく広がっていけばいいなと思います。
あっという間の1時間半でした。
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