8月26日。 一日目に貸し出した点字器で、私に手紙を書いてきてくれた人が何人かいました。 講座が始まる前に早速お返事を書きました。
点字のルールを復習して、いよいよ絵本作りです。 出来上がった絵本は、二人のお子さんを育てている全盲の友人に実際使ってもらうということをお伝えしました。 小学生を中心としたグループには「あいうえお」という絵本を、大人を中心としたグループには「こぐまちゃんのみずあそび」を準備しました。 1人ずつ担当の単語と文章を指定して、まずは点字用紙にそれを書いてもらいました。 私がチェックして、間違いがなければ絵本に貼る透明の点字シールに同じように書いてもらいました。 書いた点字シールを切って、絵本に貼り付けていきました。 だんだん二冊の絵本が出来上がっていく様子を見ているのは、とても楽しかったです。 無事に、全員が自分の担当箇所をやり遂げることができました。 全員にむけて、出来上がった二冊の絵本を私が読みました。 みなさん、すごく嬉しそうに聞いてくださっていました。 点字を習うだけではなく、実際に点訳絵本を誰かのために作る、ということをやってもらえてよかったです。 点訳ボランティアに興味を持ってくれた方が何人かいらっしゃいました。 こうして、点字講座二年目も無事に終了しました。 二日間参加してくださった方、 私と一緒に講座を進めてくださった点訳ボランティアのIさん、 講師のご依頼をいただいた、日野市ボランティアセンターの方々、ありがとうございました。