「ロービジョン(低視覚)セミナー~広がるニーズに支援機関はどう関わるか」

7月22日。
非常勤職員をしている、社会福祉法人日本盲人職能開発センター主催「ロービジョン(低視覚)セミナー」で、登壇者の一人としてお話しさせていただきました。

当日は朝から二つの会場に分かれ、視覚障害関連の機器点字を行う会場と、視覚障碍者の就労について、さまざまな立場からの発表を行う会場の二つの構成でした。
私は午後からのシンポジウム「広がるニーズに支援機関はどう関わるか」というテーマの下、報告者の一人として発表させていただきました。
 このセンターの職員になるまでの話を中心に、講師補助としてお手伝いさせていただいていた約二年半の思い、そして職員になり、今年の4月からメイン講師として授業を持たせていただいている今の気持ちをお話しさせていただきました。
たくさんの視覚障害を持つ人たちと関わる中で、日々いろんなことを考え、学ばせていただいています。
授業を持たせていただくようになってからは、人に伝えることの難しさと充実感を感じながらやらせていただいていことをお話ししました。
私いがいの登壇者の方のお話もとても興味深いものでした。
途中で視力を失って、職業訓練を受けて元の職場に復帰したと話していたのは、一緒に応用コースで学んだ仲間でした。
他にも、大学を卒業後職業訓練を受け、盲導犬と一緒に通勤している方もいらっしゃいました。
これまでのこと、今のこと、そしてこれからのこと、貴重なお話を聞かせていただきました。

今回、この場でお話しさせていただく機会をいただいて、30歳になってからのこの五年間を振り返るいい機会になりました。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

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