1月21日。
日野市の傾聴ボランティアグループの勉強会でゲストスピーカーとしてお話しさせていただきました。
参加者は18名、ほとんどの方が60代以上の方だったと思います。
まずは私の自己紹介をしました。
続いて、参加者の方々に三つの質問をしました。
1 お名前
2 傾聴ボランティアを始めたきっかけ
3 ボランティアをして感じたこと
予想通り、私が教えてもらうことがたくさんありました。
みなさん様々な思いで始められた傾聴ボランティアですが、共通しているなと感じたのは「求める気持ち」でした。
興味のアンテナを貼っていらっしゃるから、そこにすっと情報が入ってくるんだろうなと思いました。
時間が許せば、みなさんそれぞれからもっとお話を伺いたかったです。
講師用にと用意してくださっていた、紙コップと500mlのペットボトルのお水がありました。
「みなさんが目をつぶって、この紙コップに水を入れてくださいと言われたら、難しいんじゃないでしょうか?でも、私がやると…」
と言って、紙コップに水を注ぎました。
「6割ぐらい入ってますよね」
と言って、隣に座ってくれていた社協の方に紙コップを渡すと、みなさんから声が上がりました。
どうして見えない私が、コップにこぼさずに水を入れられて、入っている量まで分かるか。
それは、みなさんが目をつぶった状態が「今の私の状態」ではないからなんです。
コップに水が入る音や、水が冷たいこともあって、コップの外側からでも水が入っているところの境目が分かったこと、持ち上げたときの重さでもどれぐらい入ったか分かったということをお話ししました。
目以外の感覚をこうやって使っていることをお伝えしました。
時間が押してしまい、もっと詳しくお伝えしようと思っていたことが話せなくて残念でした。
帰り際に
「ブログ読んでますよ」
「ホームページ見ましたよ」
と声をかけてくださった方がいて、とても嬉しかったです。
貴重な時間になりました。
ありがとうございました。