全盲の私が日野で子育てをしてみえたこと
参加された方の感想
一番印象に残った内容は何ですか?
子育て、娘が教えてくれたこと
「見えない」は「怖い」「かわいそう」ではない
子供時代の遊び(白杖を使わずに普通に外遊びをしていたお話)
小学校入学、校長先生の「目が見えなくても同じ人です」という言葉に涙が流れ、娘さんの「じゃがいもだと思えばいいよ」という言葉に笑わせていただきました。
人とのつながり、つながろうという意志が伝わりました。
助けてもらえる関係をたくさん持つという話
素敵な出会いを重ねてきた一方で産婦人科や保育園でショックな言葉を聞いたりという事が普通にあったんだなと。
中学高校時代。普通の人に交じっているのも良いけど、盲学校には役割があるというところ
盲学校の先生の対応「自主性」を大切にする教育、「できる事」「できない事」を知ってもらう。
話を聞く前と聞いた後であなた自身どんな変化がありましたか?
勇気が出た
こんなになんでもできるんだ!と単純に驚きました。
見えないことは特別じゃない!と話を聞いて思えました。
改めて、障がいはその人にあるのではなく、受け入れる社会の方にあるのだと思いました。受け入れる人、関わる人が良ければ、そこには「障害」はなくなるのですから。
知らない事、分かっていない事が本当に多かった。「人とのつながり」「みんないっしょ」改めて大切な事をこと考える機会となりました。
「知る」ことでお互いの理解を深めていきたい。人と人のつながりの大切さを改めて感じました。
盲学校についてもっと知りたいと思いました。
自分自身も自然に優しくなるにはどうすればよいかを考えたい。
今度街であったら名前を言いますね。「こうして欲しい」という事を直接聞けたのは良かったです。
失礼ながら「気の毒な人」というイメージを持っていました。→パワフルな人という印象に変わりました。
アイマスク体験についてご意見をお聞かせください。
アイマスクの着用が目が見えない人の状態を完全に作り出しているものではないことが分かりました。五感を使って外部情報を感知する体験もさせたい。
ほぼ、アイマスク体験をしている学校では「怖さを知るアイマスク体験」しかできてないと思います。大切なことを教えて頂きました。「五感の豊かさに気づくアイマスク体験」本当の体験を多くの学校でできるようになればと思いました。
「障害がある人は○○ができないから可哀想」ということを教えるのではないと思います。「できないという事を体で教える」という体験はなくなるといいですね。
何もできない人ではない。五感を使う、豊かな体験、すごくいい、大人や学生にも体験してもらいたい。
当事者の方からすると、そんな風に思っていたとは目からウロコでした。西田さんの考えをもっと広めていった方が良いと思いました。賛同します。
福祉体験講座については、悩むことが色々とありました、ただ車イスに乗ったりアイマスク体験をするだけでなく西田さんから生の声を聞かせていただいて行ったことはとても良かったと思ってます。こういうやり方をいろいろな障がいについてやっていけたらよいと思ってます。
5人の全盲の方と駅で待ち合わせした時に、遅れてきた人の足音で私以外の全員が先に気づきました。普段使わない五感の体験はもっとたくさんしたいですね。
ご協力ありがとうございました!